2009/11/17

南アフリカへの投資(コンドーム)

南アフリカ・ケープタウンに約1週間滞在しました。これまで私は アフリカ大陸では、北アフリカと東アフリカを訪問しましたが、南アフリカ共和国は初めてでした。

ケープタウンは先進国の都市である、という印象を受けました。
①道路を横断するため、歩行者用の信号がない横断歩道(Zebra=シマウマという)に立っていたところ、自動車は直ぐに一時停止し、手を動かして道路を渡るよう促されました。ドライバーのマナーとしては、日本や英国以上といっても過言ではないと思います。

②ケニアやタンザニアですと、日本の中古自動車が黒煙を出して走っている光景がみられたのですが、ケープタウン周辺にはそのよう車は見受けられませんでした。フェラーリやBMW製のオートバイの展示場があったのには、驚きました。

③英語が公用語ですが、英国で話されている英語に似ています。

以上のように、欧州の都市と比べて何ら遜色のない南アフリカ(ケープタウン)は、日本がアフリカへの投資、工場建設などを考えた際、アフリカ諸国への拠点になれるという優位性があるのではないか、という印象を受けました。

業種では、少なくとも2つの業種の会社が進出できるのではないかと思いました。その1つがコンドームです。(もうひとつに関しては、次回のエントリーで述べます。)なぜコンドームなのか?---貧困防止、HIV防止のため、これ以上のものはないと思うからです。

日本あるいは東南アジアで製造して輸出することも可能ですが、やはり現地サイズを、現地の人が製造したほうが、売れるのではないでしょうか。

イスラム教の国ではあまり使用しないそうですので、北アフリカではあまり売れないかもしれませんが、それ以外の地域は、市場として有望ではないでしょうか。水、食料と同じくらいの必需品です。オカモトさん、相模ゴム工業さん、そして商社の皆さん、如何ですか?Jeffery Sachs教授の援助モデル[1]が使えるかもしれません。なお、コートジボワールのゴム生産量は多いとのことです[2]。


---参考資料---

YouTubeで傑作作品を見つけました。


何十年も前の話ですが、妊娠した夫婦に「どうやって使ったのか?」との質問に、親指につけたという仕草をした、という冗談のような話を聞いたことがありますが[3]、まさか折りたたみ傘にはつけないでしょう。

統計資料を調べてみました。

サブサハラにおけるHIV/Aids感染者数のNo.1は 南アフリカの570万人。人口 5,010万人なので、9人に1人の計算になる。[4]

国連合同エイズ計画(UNAIDS)がグラフ化しています。















4人に1人の男性が女性をレイプしたことがある」というBBCの記事[5]が本当かどうか、タクシー運転手に聞いてみたところ、作り話ではない、と話していました。9人に1人がHIV感染しているという理由の1つなのでしょう。なんとも可哀そうなはなしです。


[1] Jeffery Sachs教授の援助モデル
[2] コートジボワールの投資プロモーションビデオ
[3]日本財団会長 笹川陽平ブログ
[4] HIV/Aids感染者数 統計 
[5] BBC記事 南アフリカのレイプ率

その他 参考資料
コンドームのリコール状況
南部アフリカにおける女性用コンドームの配布状況

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